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● 一般的な外科のイメージ 外科というと「切るところ」というイメージを持たれる方が多いのではないでしょうか。 言い換えると「切るしかない状態のときにいくところ。」と思われるかもしれません。 「外科クリニック」とは、どのようなところであるかをお話しましょう。 ● 切らない治療 、切る治療 「切らない治療と、切る治療がどちらが優れているのか?」 「外科は、切らない治療と、切る治療のどちらなのか?」 そのような議論や区別はあまり意味がないと思われます。 どのような科目の医師であっても「医療の専門家として患者さんをサポートする」という姿勢にはかわりがないと思います。 下図のように、治療方法として「切らない治療」と「切る治療」の2つに分かれているということはあります。 「外科であるからこそわかること」もたくさんありますので、外科医として、専門的な立場から診療をして、治療方法のアドバイスをして、患者さんが納得して同意された状態のもと、「切らない治療」または「切る治療」とするということになります。 ● 「最初に診る医師」や「かかりつけ医」としての役割 外科クリニックにも、風邪をひいた方、体調不良を訴える方、ちょっとしたケガをしてしまった方など、さまざまな方がいらっしゃいます。 「最初に診る医師」としての役割を果たしているわけです。 当クリニックを「かかりつけ医」としていただいている方も多いのですが、家が近かった、いきつけの医院が休みだった、たまたま見つけたという方もいらっしゃいます。 診察を行い、当クリニックで治療する方もあれば、治療をするところは他でという方もいらっしゃいます。最初に診たからといって、引き留めたりすることはありません。患者さんの希望が一番大切なのです。 |