自己検診の普及

10)進行がんで苦しむ方が減ることを願ってやみません

ご自分でおっぱいを触っていて、もし「いつもと違う?」と感じたら、医師に相談してください。

変化がなくても年1回は検査を受け直し、触ってわからない「がん」がないかをチェックしたうえで「基本形」を再認識し、月1回の自己検診を繰り返していれば、大きな乳がんで見つかることは少なくなるでしょう。

定期的な自己検診をしていれば、偶然さわって気づく大きさの半分で見つかる可能性が増えるわけで、それがご本人、ご家族の運命を左右するかもしれません。

胃や腸などのがんと異なり、乳がんは自分で触ってチェックできるがんであり、しかも、一番多いがんの1つです。
年1回の検査で安心して放っておくのではなく、ぜひ自己検診を習慣づけ、「乳がんは自分で見つける」くらいの意識を持っていただきたいと思います。

「自己検診」の普及により、進行乳がんで苦しむ方が少しでも減ることを願ってやみません。