|
● ホーム > よくある質問と答え > 自己検診、乳がん検診について |
◆もくじに戻る◆ | ||
3) | 自己検診、乳がん検診について | |
a. | 乳がん検診は具体的には何をするのですか? | |
大きくわけて、以下の2つを行います。 (1)自己検診のやり方などを覚えていただき、自己検診の重要性を理解していただく (2)マンモグラフィ、超音波、視触診の3つの検査を行う |
||
b. | 先生の検診を受けましたが、自己検診をしなくなってしまいました。また検診をしていただきたいと思い直しましたが行きにくい感じがします。 | |
「三日坊主で自己検診をしなくなってしまいました」と恥ずかしそうに来られる方は少なくありません。 私は何とも思いませんし、また自己検診をしようと思って頂いたお気持ちを尊重します。 |
||
c. | 自己検診(自分で触る)だけではダメなのですか? | |
触るだけではわからないものが、超音波やマンモグラフィなどでわかる、わかったというのはたくさんあることです。 超音波やマンモグラフィをやる目的は2つあります。 ○触ってわからないものを見つけてもらう もう1つがとても重要です。 ○何の問題もなさそうだというおっぱいの状態を確認すること それで安心するだけではなく、自分で自分のおっぱいの乳腺を触って、丸ごと基本形としてを覚えてもらって、自分で検診するときの比較材料にしてもらいたいということです。 「触るだけの検査よりも、より精度の高い機械を使って調べたうえでのおっぱいの状態を基本形として覚えてもらいたい」というのが基本的な考え方です。 |
||
d. | 超音波、マンモグラフィを使っての検診と、自己検診との組み合わせのサイクルはどう考えればよいですか? | |
理想的には、最低 年に1度は超音波、マンモグラフィを使っての検診を受けていただいて、あとは毎月1回、決まった日に自己検診(自分で触る)をしていただきたいと考えています。 | ||
e. | 自己検診は毎日のようにやったほうがよいのですか? | |
毎日触っていると変化に気がつかなくなります。 何の問題もなさそうだというおっぱいの状態と比較して異常がないかを調べるわけですから、月に1度くらいがよいと思われます。 |
||